平凡サラリーマンの本当の息抜きを考えてみた
まあ、とにかくサラリーマンというのは、給料が安かれ高かれ、地位が低かれ高かれストレスは溜まるし、所詮歯車です。
メディアではビジネスマンやらビジネスパーソンやらと表現してますが、所詮あきんど(商人)。
横文字にすればサラリーマンがカッコよく映るのか文章の見栄えがよくなるのか分かりませんが、やっていることは程度の差こそあれ、ほぼ同じです。
いわゆる、8時間内に、与えられた仕事(または率先して取組む仕事)を、自分の持つパフォーマンスを最大限発揮し、職務を遂行してゆくこと。
とはいえ、実態としては私のように、
「とりあえず会社へ顔を出して仕事をしているフリをし、8時間過ぎるのを待つ」
という輩も多々います(笑)
だって、一度雇われてしまえば、よほど馬鹿しないかぎりクビにならないもん。
サラリーマンのいいところは、雨が降ろうが雪が降ろうが、とりあえず会社へ顔を出していれば給料はくれるということです。
最近テレワークが増えたので、さらに条件が甘くなってきたのかもしれません。
まあ、会社の悪口や日本の社会の悪口を言ったらキリがないのでこの辺で割愛。
要は、サラリーマンという職種上、
「休みの日をどう過ごせば、サラリーマンを忘れさせてくれるか!!」
というのが、30代前半からの最大の私のテーゼでした。
休暇を取り旅行へ行くというのもありですが、所詮年に1回か2回。
趣味を持つのも一つの手ですが、私自身ピアノを幼少から弾いており最高の趣味なのですが、休みの日にピアノの練習をすると逆にストレス溜まります(笑)
もっと身近に、毎週または頻繁にできて、サラリーマンを忘れさせてくれるもの。
それが、ようやく最近気付いたチャリダーというスポーツでした。
もちろん、他にも好きなことはあります。
私は海が好きなのでダイビングもしますし。
ただ、ダイビングは金が掛かるのです。
2ダイブ7,500円、但しボートダイブは別途船代であったり、ビーチエントリーはしんどかったり。。。
伊豆でもダイビングはできますが、聞けばサンゴは握りこぶし程度しかないというじゃないですか。
まあ、ダイビングはサンゴだけではないのですが、オーストラリアでダイバーになった私にとって、魅力は感じません。
何よりも、伊豆まで行くのがかったるい。。。
かと言って、沖縄も行くのは大変ですし、ダイビングした日に飛行機は乗れないので、日帰りは無理。
けれども、マリンスポーツを10年以上に渡って実践してきた私ですが、もっと気軽に身近に安価でサクっとできる趣を探していたのです。
チャリダーがその一つですが、実は他にもいくつか見つけました。
そう、誰も考えない思いつかない、、、けれども考えてみれば「ああ、なるほどね、そんなことできるね」という身近な遊び。
季節的に春から秋にかけて取り組む形になるけれど、ものによっては春から初夏だと避けた方がよいものもあったり。
人により取り組むものは様々ですし、登山が好きな方もいればクライミングが好きな方もいる。
トレイルランが好きな方もいれば車やバイクでツーリングが好きな方もいます。
私の場合、「旅」「風」「香り」「光」この4つを求めていたので、一番身近にあったクロスバイクというチャリにたどり着いたわけです。
もっと早く気付けば良かったなと少々後悔しています(-_-;)(-_-;)(-_-;)
チャリで旅をすると、帰りはチャリで元の場所へ戻ってくるか、交通手段、、主に鉄道か高速バスを利用して帰ってくることになります。
私は旅情が好きなので、帰りは主に鉄道を利用しますが、車窓から映る風景も帰りに堪能できるので、一石二鳥。
比較的近距離にあたり100キロ圏ですと、普通車でもグリーン車に乗ってしまい、ウトウトしながら帰ってくるのが実は楽しかったりします。
完全にサラリーマンを忘れさせてくれるかと言うと、そうではないのも事実だけれど、少なくとも普段自分を囲んでいる「社会」「会社」「家庭」から解放され、自分だけの時間となります。
今まで、自分の時間などは風呂に入るときか便所に入るときしかないと思っていたけれど、ようやく私には風呂と便所以外に自分が主役になれる時間を見つけられました。
まずはチャリダーで取り組み、これから徐々に趣を増やしてゆこうかと思います。
因みに、私には以下の趣があります。
かなり多い方かもしれません。
【個性的な趣?】
・ピアノ
・旅
・祭り囃子
・ダイビング
【一般的な趣】
・音楽
・映画
・読書
・喫茶店でボーっとすること
これだけ趣があっても、サラリーマンという日常を忘れることができなかったのです。
サラリーマンであることを1分でも多く忘れることができることって、中々無いものです。