Kawagoe Expl Vol.02 川越の中学校を全部周ってみたところ…
チャリで熱海へ行く予定でした。
けれども、激しい雨後なので「地盤が緩んでいて危ない」という声が身内友人から多々アドバイスいただき、、、諦めました。
熱海は逃げませんからね。
しかし、久々に天気の良い休日。
以前から考えていた、川越の全中学校を巡ってやろうという想いを具現化しようと思いました。
前回、途中雨に降られて中止しましたからね(^^;
私は学校マニアではありません。
なぜ、川越の全中学校を巡ってみようと思った理由は、川越といえど非常に広く、各々の地区で新たな発見があるかもしれないというのが理由です。
そして予想通り、多くの発見がありました。
当初の予定では一日で一筆書きのごとく巡ってみようと思ったのですが、途中飽きてしまったので、次回持越し分があります。
今日のルートは以下の通りです。
利用しているアプリが英語表記なので、いまいち分かりづらいので、ナビタイム自転車でルーティングしてみました。
私は富士見出身なので、まずは富士見からスタート。
中心部にある学校は見慣れているのですが、ちょっと脇道に入ってみると、意外に知らない光景にめぐり逢えます。
もともと幼少の頃より想像癖が強かった私は、今でもそれを引きずっている部分があり、このように思うのです。
「私の学校が一クラス40人で6クラスあったのだから、単純計算で市内で22学校あるので40×6×22で約5,300人の同じ学年の生徒がいたはずだ。
富士見はクラス数が少ない方かもしれないので、もっとたくさんいたかもしれない。
自分と同じように学生生活を送り、日常生活が存在していた。
そんな彼らは、いったい今何をしているのだろうか???」
という、至極単純な想像と好奇心と重なり、頭の中のイメージだけではなく、より体感し易く視覚化してみよっかな的な発想です。
また、その地区にはどのような家々があり、人々が生活し、道があり、自分の知らない同じ市内の空間を感じてみたいという願望も強かったと思います。
「絶対に新しい発見があるはず!」
その想いに駆られ、私はペダルを本川越東口(栄えている方)からこぎはじめました。
富士見→野田→初雁→第一→城南の間は新鮮な発見はありませんでしたが、城南の周りをグルっと走ると、
「なんだこの坂は!!」
と思えるほどの坂道を発見。
私の日常生活エリアでは、東田町から野田に行くときに下り坂がある程度。
きっと、城南中に通う生徒の一部は、この坂道が結構大変なのかもしれません。
そして砂中へ向かうと、川越線に見たこともないトンネルを発見!
高さは約1mくらいでしょうか。
いくら日本人が背が低いといっても、これは低すぎる!!
江戸時代の日本人んでさえ、このトンネルは天井が低すぎると感じることでしょう。
そもそも、私の生活エリアでは電車は踏切かガードなので、コンクリで固まったトンネル自体が非日常です。
私は背が183cmあるので、相当躰をかがめないとこのトンネルはくぐれません。
これと似たトンネルが、砂中へ行く途中にもありました。
そして、砂中から方向を南に変え、福原地区へ向かったところ、ナビより自分の直感を信じてしまい、ルートからずれてしまうことに。
適当にプラプラ走っていると、あまりにも澄んでいる川を発見!
「川越に、こんな綺麗な川なんてあったのか!!」
スマホでググってみたところ、なんとこの川は不老川じゃないですか。
不老川といったら、私が小学校の頃、担任の先生が、
「不老川は日本で汚い川ワースト1だ」
と言ったのを今でも鮮明に覚えています。
なぜならば、ワーストという単語を知ったのが、そのときでしたので(笑)
80年代、3年間の間も不老川は『日本一汚い川』という不名誉な称号を貰っています。
あのクラスの授業以来、私の中で不老川=日本一汚いという印象ができあがっていたので、これは驚きでした。
帰宅後に調べてみたところ、毎日新聞の元記者が不老川をきれい化することに立ち上がり、奮闘しながら現在の綺麗な川にしたのを知り、これはプロジェクトX化できるほどの素晴らしさだと痛感した次第です。
あまりの綺麗な川の流れに、同じ小学校のときの同級生に写真を撮ってラインしたほどです。
不老川の変化が、今日、最初の新しい発見でした。
その後、福原から高階に向かう途中、今まで知らなかった森の公園を発見!
とても素敵な森の散歩道であり、川越の公園といったら水上公園と安比奈公園くらいしか知らない私には、驚きでした。
実際に森の散歩道へ入ってみると、地図で見るよりも広く感じます。
森の散歩道を後にし、どんどん先へ進んでゆくと、寺尾エリアに遊水地を発見!
ナビを見ていたら、
「なんだ、川が入り乱れているこのエリアは???」
と不思議に思っていたのですが、行ってみてびっくり。
先日の宇都宮ライドで訪れた渡良瀬遊水地には及びませんが、しっかりとした湿地帯らしきものが広がっていました。
この遊水地の周りには歩道があり、散策ができます。
今まで約50年弱、このような場所が川越にあるとは全く知らず、大げさではなく青天の霹靂。
税金払ってるのに、このような良い場所を知らずに過ごしてきた私は、非常に損をした気分に苛まれました。
かなり広い遊水地です。
感覚的に言うと、初雁公園が全部入ってしまうほど。
いや、初雁公園の数倍あるかもしれません。
私は川越に長らく住みながら、知らないエリアがたくさんありました。
不老川があまりに綺麗であったこと。
森の散歩道
寺尾遊水地
今回のチャリダーでの大きな発見は、上記の3つでした。
今日は芳野エリアで飽きてしまい、次回持越しになってしまったけれど、エリア的に川越西半分が残されているので、新たな発見がまたあるのかと思うとワクワクしてしまうのです。